- 変化を見るまで使いたくなるこだわりの柿渋塗りシリーズ
サッと取り出してメガネの指定席
- 旅行先やカフェなどでメガネを外したときに置き場所に困ることは多いはず。このスタンドなら折り畳んでスマートに持ち運べ、いざというときにはメガネの指定席へと早変わりしてくれます。ここへ置けばレンズの傷を防いでくれるうえ、毎日使っているメガネもインテリアとして一味違う雰囲気を表現してくれるでしょう。
「柿渋染めヌメ革財布」もこちらにございます。
●サイズ(約)/幅17×奥行6×高さ7cm
●材質/表:牛革(柿渋刷毛塗り染め)、底面:ポリエステル
●縫製:中国、原皮・企画:日本
●重さ(約)/25g
柿渋塗りのエイジング
革は最初のうちは固く丈夫な印象を持ちますが、使っていくうちに手になじんでいくうえ、年経過や天日にさらされることで化学染料では決して出すことのできない深い色へと変化していくので日々使うのが楽しみ。私が企画しました
梅村 治徳 氏
5年間技術を磨き、伝統を受け継ぐ。国内外の若手の育成に尽力。染色と天日干しを5回以上繰り返した「JAPAN BLOWN」の独特な風合い
古くは平安時代から使用されていたという柿渋をヌメ革に施し、木目のように美しく仕上げられています。このような模様は、職人がハケで何度も表面をなぞっては天日干しをするという工程を5回以上も繰り返していき、色を染み込ませなくてはつくり出せない特別なもの。未熟な渋柿の青い果実を潰して得た液を発酵させた「柿渋」を塗ることで、不溶性の皮膜を作り水を防ぐうえ、防腐効果を持ち、どうしてもついてしまう水や汚れから守ってくれ、美しい状態のまま長年に渡って使い続けられます。柿渋染め
柿渋は、タンニンを一番多く含む色付く前の青い渋柿を潰して搾った汁を1年以上もかけて発酵熟成して作られる天然染料。その染料に素材を浸したあと、天日干しすることで、その独特の風合いと色合いが完成する。主成分のタンニンには塗布物に高い防腐・抗菌・耐水・耐久力強化などさまざまな効果を与える性質があり、古くから漁綱や家の柱、渋団扇、和傘など暮らしの中のさまざまな用途に使われている。