- 江戸と上方を結んだ菱垣廻船(ひがきかいせん)を現代に復刻
江戸時代の物流を支えた千石船を精密模型で再現
- 江戸時代の元和5年(1619年)が創始とされる、日本を代表する大型貨物帆船、菱垣廻船。米千石を運ぶことができることから千石船とも呼ばれ、生活物資から食料品、酒など、多種多様な積荷を運んでいました。その特徴は船体両舷に設けられた垣立に菱組格子の装飾を施したことで、廻船問屋のトレードマークともなり、またここから菱垣廻船の名がついたともいわれています。享保15年(1730年)には樽廻船が誕生し、それぞれの廻船問屋が物流の利便を争ってしのぎを削っていたのです。そんな江戸の海運の要とも言うべき千石船を、現代技術を駆使したレーザー加工で精密に再現。和船の特徴でもある白木作りを引き立たせるヒノキ作りで、海の男達が命を預けた名船の気風を今に伝えてくれます。江戸の物流を担っていた歴史に残る千石船を、是非貴方の手で完成させてください!
●セット内容/木製部品:60種、金属部品:8種、その他:7種(計75種)、カラー組立説明図(原寸図有)
●サイズ/全長41.7×全幅26.7×全高41.5cm
●材質/ヒノキ、ホオ、アガチス材等の木材、エッチング、ソフトメタル
●日本製
●重さ/220g
●仕様/1/72スケール、製作時間目安:100時間
大きく張られた帆や名前の由来ともなった菱垣格子、旗指物までくっきりと再現されています。