- 最も美しく偉大なグランプリカー・ブガッティT-35
CMC社のマイスターによる息を呑む見事な仕上がり
- 芸術的な美しさと当時最高峰の技術で生産された、創業100余年ブガッティ社が世界に誇る名車「T-35」。1924年リヨングランプリでデビューして以来、モデルチェンジを重ね勝利リストだけでも辞典のような本が作れるほどの成果を示し、創設者のエットーレ・ブガッティの名を不世出のものにした。実力も然ることながら美しい造形でも一線を画し、「走る芸術品」と言われたほど。その魅力にブガッティの貢献者として有名なルイ・シャロンもとりつかれたようである。そんな名車を独CMC社が徹底再現。スケール通りに縮小され930個以上のパーツにより精密に作られた車体は、職人の手作業での組み立てにより細さも魅力だ。エンジンは8気筒直列形で、緻密なケーブルやパイプも本物同様だ。また当時の白黒写真では不明だったナショナルカラーを調査し美しく彩色。フランス国立自動車博物館に保管されレーシング界に革命をもたらしたT-35を、堪能いただきたい。
●タイプ/01:ポーランド、02:スペイン
●セット内容/本体、ミニ工具(ハンマー・木片2枚)、クリーニングクロス、ピンセット
●サイズ/全長21.5×幅8.5×高さ5cm
●材質/本体:亜鉛ダイキャスト、アルミ、ステンレス、特殊プラスチック、タイヤ:ゴム、ステンレス、アルミ、シート:革、布
●重さ/368g
●中国製
●可動部(共通):前輪/後輪、ブレーキレバー、ハンドル、エンジンフード
(02)スペイン 鮮やかな赤と黄色のスペインナショナルカラー。 メーターなども本物同様に作り込んだ。 内部の細かな構造もそのまま縮小し再現した。 T-35
T-35シリーズは世界各国のレーシングカーの中で歴史に名を残す性能的にも芸術的にも優れた名車。グランプリカーでありながら350台あまりが量産され、一部はロードカーとしても使われた。ブガッティのシンボルである馬蹄型グリルから伸びる3次曲面のノーズ、リアのポインテッドテールにいたるボディラインの美しさは圧巻。フロントとリアはソリッドアクスル、エンジンは8気筒直列の3バルブをもつローラーベアリング仕様。