- 日本と世界の歴史をつなげる伝説の名品・紺瑠璃杯
正倉院に宝蔵されている幻の宝物が専門家監修の元完全再現
- 時は西暦756年(天平勝宝8歳)光明皇太后が夫・聖武太上天皇の遺愛の品を東大寺大仏に奉献したことから正倉院が宝庫として扱われるようになりました。その中にひときわ神秘的な輝きを放っているのが、西域の遥か彼方より贈られたといわれる「紺瑠璃杯」です。シルクロードと悠久のときを超えて日本に渡来した世紀の至宝を、世界的ガラス工芸作家として知られる由水 常雄氏総監修の元、現物とまったく同じ材質で作り上げられた世界限定300個の逸品。美しく、そして歴史の重みを湛えた、世界に誇るべき宝物といえるでしょう。
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●サイズ/口径8.5×高さ11.2~10.8cm
●材質/ガラス、銀
●日本製
●重さ/475g(箱含む)
●桐箱入り
紺瑠璃杯
なら正倉院に宝蔵される6点のガラス器の中で2番目に古い宝物。ササン朝末期、7世紀前半にきわめて洗練られたデザインと高度な技術を使って、王室ガラス工房の系統を引く民間工房の作であると推定される。高さ8cmの濃紺のツキ部に、同質の濃紺ガラスの環を合計22個溶着している。全体が連珠紋様で多い尽くされた典型的ササン朝様式グラスで客だいぶ煮は銀製蓮弁形受座、台部には双竜文が線彫りされている。由水 常雄
ガラス工芸作家、東西文化交流史専攻。1936年徳島県生。早稲田大学大学院博士課程修了。早稲田大学、多摩美術大学などで教鞭をとった後、東京ガラス工芸研究所を開設。正倉院ガラス器の復元研究を行うかたわら、自らガラス工芸作家としても活躍。『正倉院ガラスは何を語るか』(中公新書)など著書多数。