- 日本の伝統技術の粋を集めて作られた芸術
三人の伝統工芸士が技巧を凝らした世にも稀な逸品
- 日本の伝統技術として現代でも国内外から高い評価を集めている貴金属工芸と漆芸。その精髄を極めた三名の伝統工芸士が、それぞれのもてる技巧を凝らし作り上げた、まさに至芸ともいうべき芸術品が完成しました。貴金属工芸の新鋭としてその名を知られる韮澤竜興の傑作・富士の酒器に、漆芸にその名を知られる二人の巨匠・田中修と清水一人が塗りを施し麗しい花の蒔絵を施した、なんとも贅沢な逸品です。欧米やアジアなど世界でも高い評価を集める日本の伝統工芸品の中でも、一流の技能者がこれほどまでに手をかけて技巧を凝らした作品はほとんどありません。三人の奇跡的な邂逅によって生まれた類稀なる名作であり、製作に多大なる時間と手間が掛かる為にこの機を逃せば手に入れることは困難な逸品でもあります。日本伝統の心と技が生み出した圧巻の美を、是非御手元においてご堪能下さい。
※お届けまでに75日ほどかかります。
※この商品のお支払方法は代金引換またはカードとさせていただきます。
●サイズ/口径7.4×高さ5cm
●材質/純銀
●日本製
●重さ/70g
●桐箱入り
ひっくり返すと見事な富士山が現れます。 蒔絵で描かれた月がとても優美です。 蒔絵で描かれた月見草がとても優美です。 職人 伝統工芸士 塗り師 田中修
石川県加賀市山中温泉在住
1952年、加賀市山中温泉生。1981年に蒔絵師として独立後、1983年の山中漆器創作蒔絵展で山中漆器協同組合理事長賞を受賞したのを皮切りに山中漆器伝統産業振興協議会山中漆器技能奨励賞、山中漆器創作蒔絵展で入選・石川県工業試験場長賞・山中漆器協同組合技能賞を受賞するなど目覚しく活躍。1999年に伝統工芸士認定を受け、以後も漆芸活動を継続している。塗り師 清水一人
石川県加賀市山中温泉在住
1973年、加賀市山中温泉生。1996年、石川県輪島漆芸技術研究所卒業後、伝統工芸士の父に師事。2003年に日本伝統漆器漆展での入選後、山中漆器漆展で山中商工会賞、山中町 町長賞、漆器産業技術センター長賞、石川県知事賞を受賞するなど注目を浴びる存在となる。2006年に伝統工芸士認定。以後、漆芸活動を継続中。韮澤竜興 号 龍興
昭和四十六年東京都世田谷に生まれる
平成二年四月都立工芸高校卒業後、金工作家田中照一氏の師事し鍛金技術を取得。日本の伝統的工芸である鍛金技術によって金製及び置物等の作品を制作している。平成二十一年二月、経済産業大臣指定伝統的工芸品を製作し伝統工芸士認定を受ける。平成二十一年十月、第十回全日本金銀創作展にて会長賞受賞。平成二十五年十一月に第十一回全日本金銀創作展にて奨励賞受賞するなど現在も精力的に活躍している。