- 日本一の熊野の筆の世界に出逢う
2人の名工がが腕を競い合って作った会心の銘筆
- 日本一の筆の里、広島県安芸郡熊野町で筆づくり80年を誇る一休園より、2人の名工が作った最高の筆セットをご紹介。名工がそれぞれ得意とする筆を最高の素材で誂えて製作。一度書くと手放せなくなるほどの滑らかさで手にしっくりとくる感覚は熊野筆が何百年もの間培われてきた技術の賜といえます。ご趣味の書道の筆に、こちらの名筆をお使いただければ、より美しい字をしたためることができるでしょう。
●サイズ/厳島/穂:径8×長さ42mm、軸:径10×長さ210mm、瀬戸/穂:径6×長さ27mm、軸:径7×長さ200mm
●材質/柄:天然木、厳島:コリンスキーイタチ毛、瀬戸:純玉毛
●日本製
●重さ/厳島:20g、瀬戸:10g
特選狼毫 厳島
古土井 浩
昭和31年3月23日生(53歳)
イタチ面相筆では熊野町随一との呼声高い渡育太郎師に師事し、イタチ毛でかな用および実用書、さらに写経用筆と幅広く人気銘柄を作っている。今回の「厳島」は、五号サイズの筆であるが、かな細字筆を作るが如く細心の集中力で作ったコリンスキーイタチ筆の会心作である。極品玉毫 瀬戸
中村祐文
昭和31年5月19日(53歳)
父・宝文斉至楽は羊毛筆を主に兼毫、イタチ筆と、どのジャンルにも傑出した筆を製作してきたが、その長男である裕文は速くから父の背中を見て育ち、父の通った道を辿りながら玉毛筆にもウィングを広げた。彼の作る当社の不朽の名作「極品初霜」は玉毛筆の頂点を極めているが、この度一回り大きな「瀬戸」を製作した。玉毛独特の弾力ある書き味をご堪能いただきたい。