- 幻のプロバガンダ映画に見る戦時下の日本
戦前の政府・軍部が制作した貴重な戦争映画集
- 戦線の日本が政府・省庁・軍部が、日本国民の皇国思想の理解と戦意高揚を高めるため当時制作した「国策映画」。日中戦争から太平洋戦争期に製作され、1920年代から終戦を迎えた1945年まで約300本以上が作られたと伝わります。多くの作品は戦後GHQが回収し散逸してしまった事から一般で確認するには難しく、国内の映画作品や資料を収蔵している東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵のものも、非公開収蔵しているほど貴重な文化的資料です。今回は2005年に個人収蔵となっていた幻の6作品を併せた計27作品を2巻に分けてご紹介します。戦時下におかれた日本国民の生々しい姿、政府や省庁・軍部が奨励した国策に関わるプロパガンダ(宣伝)は、日々失われつつある戦争の記憶を鮮明に甦らせてくれる数少ない、歴史的遺産として価値あるものです。アジア各国との情勢に杞憂を浮かべる昨今、もう一度日本がどの様なあゆみを進めて今日に至ったのか振り返る意味でもオススメできる作品です。
●タイプ/01:Vol. 1、02:Vol. 2
●収録時間/01:計237分、02:計217分
●日本製
●専用ケース入り
- 貴重な戦争資料