- 戦国の世を力と権能・知恵で駆け抜けた武将の壮絶な生き様
2012年直木賞受賞作家が語る戦国の英雄伝
- 戦国時代小説の21世紀の代表的存在として名高い安部 龍太郎氏が、執筆のため積み重ねた膨大な学識を生かし、戦国の世の主役である織田信長の生涯を語りつくします。室町幕府を滅ぼし、武力によって強力な中央集権国家を作ることを目指し、何時も戦国の騒乱の中心にいた武将、信長。その信長と戦国武将たちの激しくも悲しい生き様を描き、小説『等伯』で平成24年度下半期直木賞を受賞した安部氏が熱く語ります。通常の歴史書や歴史特集TV番組では聞くことのできない興味深い新事実も聞くことができるでしょう。よく知られている戦国の風雲児とその周囲に、より深く新たな知識を与えてくれます。
●収録時間/Disc1:51分、Disc2:62分、Disc3:53分、Disc4:64分
●日本製
●8頁用語解説書付(B6サイズ)
CD1天下布武への道【前編】-「織田家のうつけ者」信長
信長は織田家と親しくしていた大名と戦をするなど、ことごとく父を否定する行動を取る。織田家を継いでわずか15年目の34歳で美濃を制するまでの信長の半生を語る。(51分)CD2天下布武への道【後編】-信長の天下どりと誤算
美濃を制した信長は諸国の武将を次々と破り、ついには足利義昭までもが信長に屈することとなる。名実ともに天下を取ってから本能寺の変まで、信長の人生、激動の後半生部分を語る。(62分)CD3足利幕府の終焉と戦国武将たち
北近江の浅井家は、琵琶湖水運には欠かせない拠点であった。そこで信長は浅井長政に妹・お市を嫁がせた。しかし浅井長政は信長を裏切り……。信長と彼を取り巻く戦国武将たちとの相克、そして足利幕府の終焉-。(53分)CD4戦国時代の絵師・長谷川等伯の生涯
長谷川等伯が33歳で京都へ出てから51歳で大徳寺山門の壁画を描くまでの18年の空白期間。その間にはいったい何があったのか?信長・利休と等伯の関係、さらに直木賞受賞作品の『等伯』執筆に至った経緯を語る。(64分)