- 今では入手困難な酒袋を使用したボストンバッグ
歴史ある酒と時間により生み出された日本だけの高級素材
- 日本酒製造の要として古くから使用されていた酒袋。強靭な綿布に防腐・強度向上のために柿渋を塗りこめて仕上げ、日本酒の元となるもろみを入れて搾り上げることで済んだ日本酒を作り上げてきたのです。酒袋は柿渋と酒成分が織り成す防腐効果と強度から高級素材として古来より珍重され、様々な加工品に転用され重宝されてきましたが、近年時代の変化と共に酒造も機械化され、酒袋を使用する蔵元も現代では殆どなくなりました。そんな稀少素材を今回、京都府丹波にある西山酒造場大切に保存されていた稀少な酒袋を譲り受け、今日の着物メーカーの協力の下大人が持つにふさわしい上品なボストンバッグに仕上げています。普通の布に比べはるかに軽く丈夫な為、旅行に持っていくのに最適。落ち着いた色合いと酒袋の独特な風合いが、他の素材では生み出せない日本伝統素材の魅力を発揮します。
※染めムラやスレが有る場合がございますが素材の特徴となりますのでご了承ください。
●サイズ/縦21×横35×マチ19cm
●材質/綿、牛革
●日本製
●重さ(約)/560g
●仕様/内側ポケット
実際に日本酒を絞った際に出来た色むらやシミなどが残っている。使い込んでいくうちに風合いを増し、世界に一点しかない貴方だけの一品になるだろう。 ガバッと開けて中身を取り出しやすい仕様に。 独特の柿渋染めのムラや生地のスレは実際に使用していた酒袋を素材として使用しているからです。 西山酒造場
創業1849年の老舗酒造場。160年を優に超える歴史と育んできた伝統を現代に伝え、長い間培ってきた技術を生かし新しい品目に取り組むなど、蔵元の中で現代にその名を馳せるメーカーとして活躍している。世界24カ国に日本酒を輸出しているほか、建築物三点が国の登録有形文化財に認定されるなど歴史的にも認められる。現在ではモンドセレクションなど海外の重要な賞を受賞するなど益々その名を高めている。