- 優美かつ堂々と中央に舞う黄金の鳳凰
職人技の最高峰「京象嵌」による漆黒の芸術品
- 1200年以上の伝統を持ち、最も古い工芸品のひとつである京象嵌。江戸時代には、日本刀や甲冑、鏡や文箱の装飾に用いられてきました。今回ご紹介するのは、京の中でも歴史の長い象嵌の老舗「川人象嵌」の熟練職人が手がけた、美術品の域に達する豪華絢爛なループタイ。漆黒に浮かぶ繊細な絵柄は、1mmに12もの溝をたがねで刻んだ上に純金・純銀を打ち込んでいくという匠の技術によるもの。その中央には、堂々たる姿で舞う不老長寿の象徴・鳳凰の姿が。徳の高い君子が天子の位につくと出現し、めでたい禽鳥と考えられていることから、身に着ければ莫大な財と高い地位を得て、幸せを掴むといわれています。是非この価値ある伝統工芸品を手にし、堪能してください。
※お届けまでに3週間程かかります。
※手作り品のため、模様などが写真と異なる場合がございます。
●サイズ(約)/象嵌部分:縦5×横3.5cm、紐:長さ105cm
●材質/象嵌部分:鉄生地、純金、純銀、漆、紐:正絹
●日本製
●重さ(約)/38g
●紐の長さ調節可
霊鳥である鳳凰をモチーフにし、芸術性にも優れた逸品に仕上がっています。 金工象嵌
日本ではおよそ1500年前に作られた江田船山古墳出土の国宝・銀象嵌銘大刀や、東大寺古墳出土の重要文化財・金象嵌「中平」銘環頭大刀などが古い作例。京では琳派の美意識と連なる埋忠一門や、華やかな作柄が特徴の鍔工・正阿弥派、絵画性の高い一宮派などが活躍した。